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パルミー受講記録 絵の練習

【感想】パルミープレミアム講座『キャラクターイラストのための人体デッサン講座』を受講したよ!

4月 26, 2020

【感想】パルミープレミアム講座『キャラクターイラストのための人体デッサン講座』を受講したよ!』

※こちらの単体講座は販売終了しています。パルミーでは現在、月謝制(質問もできるサブスクリプション型見放題サービス)のみ販売しています。
月謝制でこちらの講座が視聴できるようになっていました!すごい!!
月謝制に関しては別の記事でまとめています↓↓

去年、お絵かき講座パルミー(Palmie)の有料講座、『キャラクターイラストのための人体デッサン講座』を受講しました。
その時の受講記録です。

控えめに言ってかなりおすすめなので、検討している方の参考になれば幸いです。

講座基本情報

キャラクターイラストのための人体デッサン講座【約2時間×全5回】
受講料:15000円 (税込)
視聴期限:180日

キャラクターイラストのための人体デッサン講座/palmie

※現在見ることができるのはストリーミングサービスで録画されたものです。
初回はリアルタイムだったようなので、いつかもう一度別の形で生放送をやるんじゃないかと期待して、しばらく待っていました。(過去には新しい講座が追加されるときに生放送をやっていたようなのですが、現在はやっていないようです)
が、期待できなさそうだったので諦めて動画で受講しました。

吉田先生の授業を受けてみたかったので。

講師は代々木デッサン教室の吉田先生

講師歴四半世紀の教える技術を持ち、美術・背景の仕事もするベテランの先生。

やさしい。すごくやさしい。
おヒゲのちょっと厳しそうに見える写真でドキドキするかもだけど、大丈夫。
生徒が何につまづいているか、質問(生放送時の録画)にもすごく優しく答えてくれてる。笑顔も素敵。
声が優しい!!←

受講前の画力

パルミービフォーアフター

なんか色々描きすぎてたんでぼかした(爆)
ルーミス先生とかちょっとやってたのでそこまでバランス悪くない気もするけど、人体の大事なメリハリが全然ないですね。
このまま服を着せても可愛くなれない予感。つらい。

Palmieプレミアム講座の受講を決めたポイント

パルミーには月謝制という動画見放題のシステム(月謝制の6ヶ月コース始めました。組んでみたカリキュラムや経過はコチラ)もあるのですが、私はそちらを開始するだいぶ前に、この記事で紹介する吉田先生の講座を受講しました。

プレミアム講座とは月謝制では見ることができない講座で、購入後6カ月の間視聴することができます。
パルミーの中でプレミアム講座は10種類ないくらいだったはず。
他の講座は月謝制の見放題でも見ることができます。(講座の横欄に『月謝制』の案内が無いものは単体購入のみのプレミアム講座のようです)

取れる時間の兼ね合いと、自分が勉強するべき分野だったこと

理由は、月謝制を始めるなら一気にできる本気の時期にやらないと意味がないと思ったことと、プレミアム講座はどのみち月謝制では見られず、1講座購入すると6カ月という長い期間、腰を据えて勉強できる点。

毎日沢山時間が取れるならともかく、そうでないなら沢山のことをいっぺんに学ぶことはできません。
私はノウハウコレクター気味な弱点を持っているので、やることを絞って、きちんと習得できるように集中した方が良いと思いました。

私は何かを見て描くことはできますが、そうでないとほぼ描けません。
人物を空想上で動かすためには、アナトミーの勉強をしないと前に進めないと思いました。

何度か本を見て練習しましたが、立体構造把握が苦手な私にとっては、2Dである本で勉強するのはなかなか骨の折れることで、苦手なところは誰かの助けを借りた方が良い、と結論しました。

安い

また特に決め手となったのは、代々木デッサン教室で実際に行われている授業内容を、圧縮されてるとは言え受けられるという点です。
代々木デッサン教室、通うと結構高いんです・・(コッソリリンクも置いておきます:代々木デッサン教室通信講座)
かつては通学講座もあったのですが、今見たら吉田先生入院されていたのですね。。通信講座ができる状態に回復されたとのことで、安心しました。

どのリンクからも見られますが、吉田先生が作成された沢山のプリントデータを配布して頂けて、そこに書き込んでいく形式で学んでいきます。
パルミーの講座詳細情報より沢山置いてあるから、見てみると分かりやすいかも。私はこれ見て高まった(笑)。

吉田英利先生の代々木デッサン教室PIXIVアカウント
代々木デッサン教室のYouTubeチャンネル
人体デッサンコース 通信コース開始の動画がすごくパルミーの感じに近い。

もちろん全く同じものではないと思いますが、パルミーでもかなりの枚数のプリントPDFデータがもらえます。
項目自体は元の講座とほぼ同等のようですが、元々は全18回のコースをパルミーでは全5回で学びます。

授業の進み方と注意点

吉田先生の「キャラクターイラストのための人体デッサン」で使った色鉛筆

約2時間×全5回の授業です。
動画なので、まとめて2時間できなくても問題ありません。

内容が濃縮されているからといって、早口だったり適当ということはありませんでした。
ただ、進みがめちゃめちゃ早いです。
理解が追い付けば、同じスピードで進んでいけますが、『どういうこと?』と詰まったら動画を止めて、手が理解するまで繰り返さないと習得できません。

ここをおろそかにしてきたのがこれまでの私の失敗なので、今回は手が理解するまで繰り返すと決めて受講しました。
と言っても一度で理解することはやはりできないので、ある程度できたら次へ進み、全5回が終わってからまた第1回に戻り、を繰り返し。

1回分(2時間分)を見て練習して、最低でも6~8時間くらいは掛かると思います。
自学用プリントも沢山出ます。
完璧にやろうと思うと更に時間が掛かります。

そしてそれを5回分やって、だいぶ忘れてきているのでまた第1回に戻って更に数時間。
という感じで進めました。

流し見ではなく、咀嚼して自分のものにするのを怠らないように気をつけました。
授業では赤と青の色鉛筆を使います。
黄色の色鉛筆は比較用です。赤鉛筆はかなり減りましたが、もっとすごく減った人も沢山いるだろうなぁ。
私は描き方のトレーニングはあまりやらなかったので(後述します)、減りが少ない方かも。

自習できないと成長しない

ものすごく圧縮された授業なので、授業時間だけやれば成長できるものではありません。
(基本的には自学でも通学でも同じなんですけどね・・通学よりも更に自習は必要)

私もコレクタータイプなので耳が痛いのですが、説明を聞いて分かった気分になって手を動かさないと、成長しません。
これは動画内で先生もすごくおっしゃっていました。

頭で分かるのと、習得して使えるのには天と地の差があります。
この頭で分かるって言ったって、絵を描くために習うのなら、評論家になっても仕方ないですよね。
私も長らくこの状態だったので今回は活を入れてやりました。辛い日もありましたけどw

「あーダメだ描けないわ~」ってやめてしまいそうな場合は、通学式の教室やスクールに通った方が良いです。
現在の画力よりも、この点が重要だと思います。

おすすめできる点はココ!

『キャラクターイラストのための人体デッサン』講座でおすすめしたい3点を紹介します。人によって違うだろうけど私はこんな感じ。

デッサン出来る人も出来ない人も先に進める授業

私はある程度デッサンの経験があるので、どのくらいの難易度か受講前にパルミーに相談しました。
大変ていねいに答えてくださって、学びになりそうだと思ったので受講を決めました。

講座では人体の筋肉や骨格の構造などを説明しつつ、それらを描くための形の見方や描き方のトレーニング法も学びます。

この形の見方や描き方のトレーニングは、初心者さんでも分かりやすいものとなっているので、デッサンができなくてもそのコツを学ぶことができると感じました。

また私のように少し描いたことがある人でも、講座内容がとても圧縮されているので、筋肉や骨格に集中して学ぶことができます。形の見方についての授業は最初の方だけです。
美術解剖学を学びたい、本では上手く頭に入らない。そんな方には本当におすすめ。

通う時間が取れなくてもOK

練習時間がある程度は必要ですが、通いに比べると時間の確保が容易です。
自分の好きな時間やタイミングを選べますし、疲れた時はお休みすることもできます。
(疲れた時はちょっと休んで、と先生もおっしゃっていました)

自分の進み具合に合わせて練習できる

通学ですとどうしても全体のスピードに合わせないといけません。
通えない日があったり、宿題がどうしてもできない週があったりなどすると、置いて行かれてついていけなくなる・・あると思います。

動画なら何度でも分からないところを確認できますし、忙しい期間に無理をしなくても置いていかれることがありません。
他にもやらなきゃならないことが沢山ある大人には、有難い勉強方法です。

個人的に動画講座で好きな点は、自分が理解できない部分を何度でも巻き戻して見られること。
もう一つが「この先生から習いたい!!」っていうものを通学で習うのは、おサイフが厳しいことが多いのもあります(笑)。

基礎でつまづくとその後がボロボロになるっていう経験を沢山してきてますが、独学と通学の中間である通信は、私にとってはかなり効率的な勉強方法だと感じてます。

画力ビフォーアフター

「パルミーキャラクターイラストのための人体デッサン」ビフォーアフター

見ないで描きました!
答え合わせをしたところ多少違う場所はあったものの、構造を理解し覚えて描く、というのが私は本当に本当に苦手なので、快挙といってもいい。

ひとつひとつの線にそれぞれ筋肉や骨格としての意味があるので、これを覚えられたことは今後キャラクターを描く時に役立つはず。
キャラクターはリアルな人物の、美しく見えるように省略された線で構成されているから、今後キャラをデザインできるようになるために理解したかったし、キャラを動かすために必要だと思った。

もちろんここから自分のテイストや形を見つけていかなきゃならないんだけど、この講座で習ったことを忘れずに見比べつつ、次へ進みたいと思います。

次はコレやるよ→6カ月でイラスト上手くなるチャレンジ!パルミー月謝制のカリキュラム組んでみた

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