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絵の練習

『絵が下手・上手くならない』原因は私と同じかもしれない【失敗例と改善策】

『絵やイラストが下手・上手くならない』原因は私と同じかもしれない【失敗例と改善策】

ものごとの上達にはコツがあるという話を、以前の記事で書きました。

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こんにちは、こととまり(@kototomari)です。 プロフィールにも書いていますが、私は一度絵を描くことから離れています。何かが上達することに至上の喜びを感じる変態な私ですが、ですが実際はある程度 ...

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紹介した記事でも書いたようにその後一度実験をしてみました。そしてこれまでの失敗の原因だったと思われる項目を洗い出しました。
今回のチャレンジでは、これらを繰り返さないよう努力していきます。

ノウハウコレクターで、上手く実践に落とし込めなかった

本を読んだり学ぶことは好きなので、知識だけは沢山あります。
ですが知識だけでは使い物になりません。

私はインプットとアウトプットのバランスが悪すぎて、掛けた時間の割に成長できていません。

インプット過多な傾向を認識しつつ、アウトプットをきちんとするようにします。
逆タイプの方はインプットの時間を増やしましょう。

インプット例『技法書を読む・講座を見る・アニメや漫画、人の作品を見る・ノウハウを学ぶ』

アウトプット例『作品を描く・公表する』

①により目が肥えすぎて、自分の下手な絵を見るのが辛すぎる

知識と共に人の絵を見る機会も増えます。
すると目が肥えてきて、自分の生み出す作品を見るのが辛くなります。

ギャップが少ないうちに自分の作品レベルを上げられれば全く問題なくむしろ良い勉強方法ですが、あまりに差が開くと描く気力を失います。

評論できる目と、描く力は全く別のもの。
もちろんそれが役に立たないことはないと思いますが、自分のレベルに合ったものでなければ結局のところ使いこなせず時間が無駄に過ぎることに。

『こんな絵が描きたい』のハードルがどんどん上がっていってしまう前に、自分の技術も上げていった方が、最終的には近道だと思います。

マイルストーンを置かなかった。ゴールまでの道のりが遠すぎて論理的に動けなかった

これをやってあれをやって、あぁあれもやらなきゃこれも足りない・・・
という状態がずっと続くと消耗します。

目指す場所がずっと遠いのだとしても、小さなゴールは必要です。
花は咲き誇っている時だけが美しいのではありません。
つぼみの時も、ちゃんと美しいのです。

焦らず、腐らず、参考のために作品を比べても人と比べず、目の前の課題に集中します。
課題はできるだけ細分化して小さなゴールを沢山作り、ひとつずつクリアしていきます。

そうそう、ずっと現役で居続けるような人たちって、いつまで経っても最終ゴールにはたどり着かないんだそうです。
それは記録を見返すと、自分でも実感できることがあります。

「○○が出来るようになりたい!!」と思っていたこと、既にできるようになっているのに、全然満足なんて出来ていなくて、更に先を見ていたっていう経験はありませんか?
かつて「○○が出来るようになりたい!!」と思っていたことなんてすっかり忘れて、自分は全然進めていないと思っているものです。
人間ってそういうものなのです。

だから目標とするものに固執せず、ただ一歩一歩に集中したいです。

何をすれば目標に近付けるのか分からないので注意力散漫に

マイルストーンを置かないと、何をすれば先に進めるのか全く見当がつかなくなってしまいます。
作品を作りながら自然にそれが出来る人はある種の才能だと思います(私はできませんでした)。
もしくは自然にというかその人も沢山考えたのかもしれません。

何をすればいいのか分からない・自分で見つけていかなければならないのが、学生時代の勉強などと大きく違うところです。
ベストな答えがあるなどと思わないことが大切です。

気持ちが迷うと注意力が散漫になり、目の前のことに全力になれません。
作品を1つ完成させるには多くの時間が必要ですから、小さな目標を立て、1枚1枚描くごとにステップアップしたいものです。

1枚の絵をきちんと完成させられず、ずっと練習モードだった

練習は大事だけど、ずっと練習していてはいつまで経っても作品を作れません。
現在活躍するイラストレーターさんの中には、『練習はしなかった』という人も少なくありません。

これは”練習のための練習をしなかった”ということです。
「これが描きたい」というゴールのために、その都度必要な資料を探したりスケッチしたりはするけれど、絵が上手くなるための練習はしていない、という意味ですね。

これは私にはちょっと無理かなと思っていて、これからも練習と作品作りは並行していくつもりです。
理由は描きたいものがまだハッキリしていないことと、目が肥えてしまっているのでゴールが遠くなりすぎて、モチベーションが続かなくなりそうだから。

その代わり『ここまで(例えば背景は無しのキャラクター立ち絵など)完成させる』と決めたら、完成と思えるところまで描き切ることとします。

改善宣言!!

上記の項目以外のものと補足項目です。

これらは自分の長年のクセであり、直すのはとても難しくストレスの掛かることだと思います。
でもこれをクリアしないとまた同じことを繰り返すだろうな…という直観はあるので、何とか改善していくつもりです。

インプットしたら、アウトプットする

インプットしたら実際に描いて、自然にできるようになるまで意識し続けます。
インプットとアウトプットのバランス!!

バ ラ ン ス!!!

正しい練習方法で、上達したことを自分で自覚するようにする

上達の道のりは孤独です。
絵描きさんは自己肯定感が低い人も多く、孤独はとても辛いものになりがち。私も例外ではありません。

でも自分が自分を認めてあげなかったら、停滞期を乗り切ることができません。
自己否定と承認欲求に潰されてしまいます。

これを防ぐためには、進んできた道のりを分かるようにしておくのが良さそう。
描いたものは全て保存して時々見比べたり、クリアした課題を書き留めておくのも良さそうです。

上手くいかなかった時に逃げない

描いていて足りないと思ったらその都度習得していくようにします。
まとめて一度に習得するのは上達の法則から言っても難しいですが、足りない部分をそのまま放置して、既にできる部分だけをやらないように気をつけます。
意識的に自分の課題をクリアしていき、クリアした課題は手が覚えてくれるまで繰り返します。

1枚の絵を完成させるのに沢山時間が掛かるかもしれませんが、『ちょっと頑張って手が届く範囲』を上手く設定し、そこからは逃げないようにしたいです。

ご褒美も忘れない!!

でも、足りない部分にひたすら向かい合い続けるのは苦しいものです。
『意図的な練習』について書かれていた本は主にアスリートをメインで紹介していましたが、一流の彼らにとっても足りない部分の練習を続けるのは楽しいことではなく、しんどい道なのだそう。

絵を描くことを嫌いになってしまわないように、ただ楽しいと思うために絵を描く日も時々作ります。
だってご褒美がなかったら、脳は頑張れないようにできていますからね。
『楽しい!!』『達成できた!』と思うと脳内物質のドーパミンが分泌されます。

これによって「またこの作業をやろう」と脳が記憶するので、楽しいと思うことをするのも大事。

以上、これらの項目を意識しつつ、再チャレンジ頑張ります!!

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